Tシャツに空いた2㎜くらいの小さな穴の修復と補修
ロクに着用もしてないのに着色していた白いTシャツを”キッチンハイター”と綿棒を使ってチョチョンと綺麗に致しました。
これでまた気兼ねなく着れる!
と思ったのも束の間、洗濯が乾いてからアイロンをかけていると
2㎜くらいの小さな穴が開いているではありませんか!
∑(´⊙ω⊙`)ナンテコッタ!!!
ロクに着てもないのに穴まで空いてらっしゃるとは…
A.虫食い
B.どこかに引っ掛けた
C.生地の老朽化
D.元々のデザイン
まぁまぁ、可能性を挙げでも空いちゃったものは仕方がない。
これ以上大きく広がる前に塞ぐのが賢明でしょうか。
ということでササっとお裁縫していきましょう。
なにで塞ぎましょう?
①糸で縫う
②ワッペンを貼り付ける
③ボンド
木工用ボンドでチョチョンとつけたらいいんじゃない?
と横から声がした。
即、却下!
※木工用ボンドは水を含むと乾いた後でも白く戻って溶け出してしまう可能性があるため、洗う時に他の服にボンドがついてしまう恐れが。そしてボンドでカチカチになった生地が皮膚に触れたら痛いです。
ボンドは無いとして、ニコニコマークのようなワッペンつけてたら可愛いかしらと思いつつも、
やはり、ワッペンつけるにしてもとりあえず補強がてら縫っておいた方が賢明そうだ。
縫っていきましょう:♯マーク
綿50号の光沢ある糸だと硬くて目立ちそうだったので、柔らかいポリエステル60号の糸を使用。
※そのシャツの質感に合わせて使い分けて下さい。
質感の合う糸の白が無かったのでアイボリーを代用。
さて、縫っていきましょう。
破れた箇所から2列目の縫い目(穴から0.5〜1mm)を目安に針を通し、
♯マークのように、心無い絵で表すと↓
(あくまで自分なりの縫い順なので、もっと良い方法があるかもしれません)
上記のような縫い方ではなく放射線状に縫う方法がポピュラーかと思われますが、*マークのようにシワや凹みが生じやすくもあるのでお好みで使い分けて下さい。
軽く糸を引っ張り絞りすぎないように縫っていきます。(絞りすぎて生地がよってしまわぬように加減しながら)
縫い合わせるというよりは、無いところに糸を通してあるように見せているだけです。
多少絞るとはいえ穴の幅が大きいほど糸が直線的になってしまうため小さな穴の補修向き。
(元の編み方や縦横交互に格子状に縫える場合は、その方がいいかもしれません)
そして、出来上がり!
【表】
【裏】
(裏の写真通り、球結びなどですと肌に触れた時に違和感があるかもしれないため、個人的に終始共に糸は結ばず切りっぱなしにしています)
やはり、多少は目立ちますね。
洗ったりアイロン掛けをすると多少馴染むかと思われます。
けれど、下手なりには上出来です!
更に穴が広がるようならニコニコマークでも貼り付けようかしら…
プロへを頼るのも一つ?
もしも、高価な服やお気に入りで極力傷を目立たせなく無い場合には、プロの職人さんに頼むのも1つかもしれません。