ios11 にアップデートしたらアプリが使えなくなってしまった
どうやら対応していない32ビットアプリは開発者がアップデートしてくれない限り使えないのだとか。
Settings > General > About > Applications
訳【設定】>【一般】>【情報】>【App】
に互換性のないアプリが表示されるので確かめて置いた方がいいようだ。
(アップデートのシミュレーションアプリがあればいいのに)
と都合良い他力本願をこぼしたところで、
お陰様で、お陰様で、アップデートする気もなかったにも関わらずアップデートボタンを押してしまった失態により、
アプリにバックアップしていたものが再生できず取り出せない状態になってしまいました。
さてどうしたものか。
思いつく4択
①ダウングレードの署名があるうちに戻す
署名のある内にiOS10.3.3をダウンロードしてソフトウェアを抽出しダウングレードしてから復元する方法
(署名は10/5日まではありましたが、既にほぼ停止されている模様。どうやらダウングレードに間に合いそうにない)
②旧機種やサブ機がある場合はバックアップからそちらで復元を試みる
③諦める
④ios12が32ビットに対応してくれると淡い期待をする(現実逃避)
などの選択肢はあるものの。
とりあえずダウングレードを試みる
とりあえず、妥当であろうダウングレードを試みた。(10月4〜5日にかけての夜中)
ダウングレードするために最新iTunesにしようとすると、”インストーラのパッケージにエラー”のような文言が最後の最後で表示されキャンセルになってしまいました。(2度)
どうやら正式な手順にアンインストールしてから再ダウンロードするのが無難らしい。
(だが、iTunesから入れ直している猶予があるのかも怪しかった、何よりそれで上手くいくのかもわからないため不確定な事が面倒くさかったというのが本音である)
そのままのバージョンでダウングレードを試みる
そのままのバージョンでできないかと試みる。
一回30〜1時間ほどソフトウェアの抽出を念のため3度ほど試したところ3度共に最後に”デバイスがない”のような文言でキャンセルとなってしまった。
(最後でエラーが出るのも辛いものがある)
やはりiTunesが最新でないとダメなのかもしれない。
(最新でも上手くいかなかったら、どうしよう)
いやはや、息も詰まるし行き詰まってしまったため宿屋でHPを回復させておく事に(睡眠)
(あと1日でダウングレードの署名が停止になるなんて知る由もなし)
一夜が明けて路線変更
一夜が明けて、そして暮れた5日の夜に、またPCとの睨めっこ開始。
一夜明けた頃に、ふと、もしダウングレードが成功しても
例のos11では開けないアプリの中身(データ)が消えて(初期化して)しまうかもしれない
という可能性がある事に遅ながらも懸念が浮上していた。
配信しているアプリならば復元の後、再ダウンロードでデータが引き継がれている事は多いはずだけれども、
もう配信してないアプリの場合、復元によって待機状態になっているアプリの影もIDを入力しダウンロードしようとすると消えてしまうのだ。
そうなってしまっては、アプリ自体が消えてしまう。
現端末にてアプリが消えてしまっては厄介、さらに復元によって設定などもやり直さなければならない事を思うと手間が多い。
そこで現端末ではなく、旧端末(iPhone5)に御足労を願う事に、、、
②の旧機種にて復元を試してみる
※初期化する場合などはアクティベートのためSIMカードが必要。
旧機種を初期化し、現在使っているiPhoneのiOS11になる前のデータを復元。
(旧端末はiOS9で止めているため、それに合いそうな一年前のバックアップ復元を試みる)
復元は難なく完了したものの、やはり配信停止になっているアプリの待機画面はApple IDを入力した後で各アプリの再ダウンロードが始まるとストアにないアプリなのでダウンロードされる事もなく消えてしまいました。
ここで、やることは1つ!
配信停止になったアプリだけインストールはできないだろうか?
iTunesの購入履歴からインストールできる?
PCからのiTunesの”購入済みのアプリ”にある場合は、そこからインストールもできるらしい。
(配信停止になったアプリはiPhoneからの購入履歴からは無くなる)
そういう事らしいのでアプリがあるかどうかの確認のため、パソコンにてiTunes→サインイン→購入済アプリを開いてみたのだけれど、、、
Appを選択しても何のアプリも入っていない!
iTunesのアプリページの購入済みを開いて見ても何もない!
(iPhoneでは1000近く購入済み欄にあるのに…状況が把握できない)
PCでは無料アプリは表示されないのかな?と勝手な解釈をして見るものの、いやいや、買ったやつすら表示がない。
お手上げである。
バージョンが違うからなのか、Macとwindowsの違いなのか、調べた記事が古いのか…
(機械音痴には全くもってサッパリ分からぬ、お粗末な頭脳をアップデートした方がいいのかもしれないと自虐をこぼしつつ)
兎に角、iTunes内や接続しているiPhoneのApp項目の開けるところは開いて何かないかと探してみる。
(それくらいしかできることが無い、専用のソフトもないしの)
と、
ios9以前にバックアップによって保存されていたであろうiTunesのiPhoneのApp同期項目に、その配信停止アプリを発見!
(9以降は転送できなくなってしまったのだっけ?)
もしやインストールボタンを押して同期すればアプリ自体は復元できるのではなろうか。
と同期を試みるが、エラー表示。
(やはり既にそこからはインストールできないそうにない)
再び何度も同じところグルグルと手当たり次第に開いていく。
サインインしたiTunesの”ミュージック”を”App”に切り替えてみても先程と変わらずアプリの1つもない。
(Storeから購入済みへ飛んでも相変わらず1つもない)
だが!ライブラリを押してみると!
先程の昔に保存されていた数十個のアプリだけは表示されていた。
もしや、ここからなら音楽を入れる時のようにインストールできるだろうかと淡い期待を胸にアプリを掴んで左側に表示されているiPhoneマークへと持っていくと、
なんと!インストールをし始めたではないか!
もう何がなんだがPC音痴には分からないが大きな前進である。
早速、アプリを開いてみたが、
やはり、中身は空である。
(あわよくば、インストールした時点でバックアップ復元時のデータも復元されて欲しかった)
とはいえ、アプリ自体をスマホにダウンロードできた事で希望が見えた!(かもしれない)
次は、初期化してからではなく、そのままバックアップ復元したらデータは上書きされアプリも消える事ないままアプリ内のデータも復元されるのではなかろうか?
いざ、再び復元!
どうやらアプリも消えず、一昔前のアプリ内のデータが復元されたようだ!
(一昔前のデータなので少しデータは違うものの、大方残しておきたいデータが確保できれば万歳である)
復元成功したら兎に角、データを別の場所へ
(最初からPC本体やUSBメモリに保存しておくべきだと教訓を得た)
書類や画像データを保存するツールだったため、そこに保存していた電子資料や画像などもアプリ内からiPhoneに転送(あるいはコピー)して戻し、
さらにiPhoneからPCやメモリーの方へコピー(iPhoneからPCへインポートし、インポートしたファイルを各場所へ保存)。
PCファイル作りを同期させるとiPhone側からは消せない
画像のPCファイルを同期させるとカメラロールに保存されるのではなく”写真”アプリの内部の下にそのフォルダが追加される。
(PCから同期を外さない限りiPhone側からは消せない)
現在ios11になっている常用iPhoneにもデータを移したいがiTunesからの画像ファイル同期はiPhone上から消せないため、追加はできるが、ファイル内にある元の画像を削除も移動もできない。
(同期を外すと”削除しますか?”と尋ねられるため削除を選び再び同期によってファイルはiPhone上からなくなる)
<カメラロールへ写す方法>
・添付メールで細かに送るか
・同期した画像データをカメラロールに保存し直してから同期を外すか
が妥当だろうか。
(メモリの方にデータがあればいいので全て移す事には心が折れました)
※旧端末内にて紐付けしたApple IDをサインアウトしてから旧端末を初期化→旧端末の元のデータに復元し終了。
(そうこうしている内に署名が無くなったためダウングレードできなくなったのだとか)
iOS11アップデート後の感想
電池の減りがかなり顕著になったような気もします。
ある記事では倍以上の消耗スピードなのだとか。
(アップデート情報に端末が慣れていないためかアップデート直後は端末がかなり熱くなっていたものだ)
それなりに設定を絞ってはいるものの”バックグランド更新、照明の明るさ、位置情報使用時以外オフ、通知も最小限の表示、自動ロック30秒”など元々バッテリーの消費を抑えているような設定ではあるものの、それでも消耗が早い。
電池がヘタっているとは言え、外部バッテリーなしでは午前すらもたないかもしれない。
(逆に言えば外部バッテリーがあれば特に問題ないということでもある)
また、レイアウトもそれなりに変わったため雰囲気も変わりましたね。
キーボードは押しやすくなったような気がします。
電池の消耗が早い気がするけれど処理速度も速いかがします(iPhone7)
ただ、古いハードで新しいOSを入れると重すぎて使えないようになる事もあるのでハードによりけりでしょうか。
とりあえずデータが取り出せないという最悪の自体は回避できたため幸いでしょうか。
ios11に対応してないアプリは使えないまま放置になりそうです。
(消してしまうと困るものはキープし、開発者によるアプリの更新を待つしかないですね)
Settings > General > About > Applications
訳【設定】>【一般】>【情報】>【App】
から対応してないアプリを閲覧し必要かどうかを判断して整理するのが妥当そうです。
また余談までにios11にすると、自動で明るさ調節がオンになってしまっているため、
【設定】>【一般】>【アクセシビリティ】>【ディスプレイ調整】>【明るさの自動調整】のオン/オフ
から用途に合わせて設定するといいかもしれません。