オイルライターの中身であるインサイドユニットのレーヨンボールボール(綿)に全体的に染み渡るまでオイルを注入して点火すると、総時間何分くらい使用できるのかを実際にレギュラーサイズのインサイトユニットをケースに入れて試してみました。
*もしも、火事を発見したら
消防車・救急車を呼ぶ 電話番号「119番」
安全に避難する
4つのポイント「お・か・し・も」
①お・・・おさない
押した前の人が転んだりすると、けがをしたり後ろのひとがつまづいたりします。②か・・・かけない
かけると転んだり、息が切れて、有害な煙をたくさん吸ってしまいます。③し・・・しゃべらない
しゃべると、館内アナウンス等の大切な情報が聞こえなくなってしまいます。④も・・・もどらない
大切な物を忘れても、決して取りにもどってはいけません。避難の要領
①冷静さを保つ人間はもと来た道を戻ったり、日頃慣れ親しんでいる道、多くの人が逃げる方向へ追従して逃げる等の習性があります。
②エレベーターは使わない
エレベーター内に閉じ込められ避難できなくなります。
③煙を吸わない
濡れタオル等で口や鼻を押さえ、低い姿勢で逃げる。一般に地面に近いほど、新鮮な空気や視界が確保されます。
火災で本当に怖いのは、炎ではなく煙です!
煙の怖さ・特性
①火事で発生する煙の速さは想像以上に早いです。
垂直方向に毎秒3から5m(1分間に180m~300m上昇)
水平方向に毎秒0.5から1m(同30mから60m拡散)②不完全燃焼での一酸化炭素により中毒を起こします。
③酸素が少なくなり、呼吸困難を起こして身体の自由がきかなくなります。
④熱い煙を吸い込むと、気道や肺がヤケドし呼吸困難になります。
⑤煙やススが視界を遮ることで、不安感や恐怖心でパニック状態に陥りやすくなります。
119番通報する
1 消火器の使い方3つのポイント
火事を発見したら1人だけで対応しようとせず、まず「火事だ~!!」と大きな声で周りの人に知らせた後、風上から姿勢を低くして以下の要領で初期消火を実行してください1.安全ピンを引き抜く。
2.ホースをはずし火元に向ける。
3.レバーを強く握って放射する。2 使用上の注意
・消火器の放射時間は15~16秒前後、放射距離は3~6mです。・逃げ道を確保した上で、消火をしましょう。(消火に夢中になって、逃げ道を失わないように!)
・消火器はあくまでも初期対応用です。天井まで火が達したら、迷わず避難しましょう。
・避難後、到着した消防隊に「火事の場所」「逃げ遅れ・けが人」等の情報を教えてください。
出典|東京消防庁 もしも火事にあったら
*ネット119緊急通報システム
※音声通話が困難な方に向けた「メール119」や「Net119緊急通報システム」の利用については、お住まいの地域を管轄とする消防本部へご確認ください。
Net119緊急通報システムは、音声による119番通報が困難な聴覚・言語機能障害者が円滑に消防への通報を行えるようにするシステムです。
スマートフォンなどから通報用Webサイトにアクセスして、消防本部が消防隊や救急隊をどこに出動させるべきかを判断するために必要な「救急」「火事」の別と、通報者の位置情報を入力すれば、即座に消防本部に通報が繋がり、その後にテキストチャットで詳細を確認する仕組みとなっています。
利用に当たっては、事前に登録が必要です。申請方法は、お住まいの地域を管轄する消防本部へお問い合わせください。
出典|総務省消防庁 Net119緊急通報システム
Zippo型のオイルライターは何分くらい点火し続けるのか?
※ZIPPOには、主にレギュラー/スリム/レプリカサイズのインサイドユニットがあります
※サイズだけでなく種類の多様化へ
インサイドユニットの種類の多様化
⑴レギュラーサイズのインサイドユニット[使用にはオイルライター用オイルが必要]
・レギュラーサイズのケースに入る定番のインサイドユニット
⑵レギュラーサイズのガスインサイドユニット[使用にはガスライター用ガスボンベが必要]
・レギュラーサイズのケースに入れてターボライターとして使える(シングルトーチやダブルトーチ等がある)
※アーマージッポー(A)のケースには蓋が閉まらない口コミあり
⑶レギュラーサイズのARC(アーク)インサイドユニット[使用にはUSB充電が必要]
・レギュラーサイズのケースに入れてアークライター(プラズマライター)として使える
※充電した電力を電極からの放電するインサイドユニットのため専用の燃料、フリント(着火石)、ウィック(紐)がいらない
※風の影響を受けにくい
※オイル式やガス式のように火が伸びないのでキャンプなどで火をつける用途には不向き
※充電の残量が分からないためモバイルバッテリーがあった方が便利
※どのタイプのライターでも高温になる場所や車への置き忘れは要注意!発火するおそれがあります。
多様化したらプラズマになってた件
[検証結果]時間の使用が必須
結果から述べると、レギュラーサイズのオイルライターの点火から火が完全に消えるまでの時間は「約22分」でした。
※オイルの量や気候によるためあくまで一例です
※通常のオイルライターを使用する際は、オイルを入れ過ぎてしまうと液漏れしやすいため気持ち少なめに程度に入れます
オイルライターを長くつけてはいけない理由
⑴ケースが熱過ぎて持てなくなる
検証では、屋外で周囲に引火するものがない土の上に平たいレンガを寝かせてその上に置いて点火しました。
もし、室内で手で持ったまま長く火を付けていると「熱っ」と火傷して手を反射的に離してしまうおそれがあります。
※オイルライターは、蓋を閉めて酸素を遮断しないと火が消えないため、周りに燃えるものがある場所で落としてしまうと燃え拡がるため非常に危険です。
火器や引火性燃料は安全に配慮して扱う必要があります。
必ず、使用の一瞬だけ火を灯してすぐに閉めるようにしてください。
⑵ケースの隙間から火が出る
本体が熱くなりすぎると、インサイドユニットの隙間からオイルが漏れ出してそちらからも火が出ます。
鎮火後、ケースが冷えてから確認してみると火が触れた蓋の外側も焦げてやや銅色に変色にしていました。
⑶非常に危ない
当然ではありますが、揮発性の高い燃料、火、熱された金属、どれも火災や怪我のおそれがあるためかなり危険です。
使用用途を守って適切に扱いましょう。
例えば、映画やドラマなどでは、停電や洞窟でオイルライターを明かり代わりにするような場面があったりしますが、実際は無理です!数秒理想
1分も付けてたら容器自体が高温になり火傷します。
実際、数分もすれば本体が持ってられないほど熱くなり、数分〜10分の間に本体の隙間からオイルが漏れ始めるので大変危険です。
フィクション作品では撮影シーンが切り替わるときに消して冷ましたり、別日の撮影だったりするのでしょう。
現実的に使用するには点火して、数秒〜数十秒で火を消して、容器を冷まして、また点火してを繰り返す必要があります。
容器を冷ましているうちにも気化は進むため、使用できる時間は短くなりそうです。
危険性を伝える検証動画がいくつかありますね。
本体が熱くなってしまうと蓋を閉めたくても熱くて閉めることが困難になります。
フィクションを鵜呑みにして実際に探検などに使用しないようにご注意ください
明かりを灯すなら懐中電灯やスマホのライトを使いましょう。
結論、火器の取り扱い要注意に尽きます
※子どもの手の届くところに置かないようにもお気をつけください
使わない時はオイルを抜いておく
オイルライターのオイルを抜くときは、まず、インサイトユニットをケースから取り出します。
次に、誤って火花がでてしまわないようにフリント(着火石)を抜きます。
そして、コットンをめくって中綿(レーヨンボール)を抜いてからコットンやレーヨンボールに染み込んでいるオイルをティッシュやキッチンペーパーに吸い込ませて、オイルを抜きます。
部屋の窓を開けて換気をしながら綺麗に洗って乾かした灰皿や不要になったコップなどの引火しにくい物の上に置いて残ったオイルを気化させてください。
風で飛ばされないように高さのある容器が望ましいでしょうか。
オイルが完全に抜けているか確かめる方法
インサイドユニットを組み立てて、火花を出して着火しなければオイル抜きの完成です。
レーヨンボールは、固くなって纏まっているとオイルを吸いにくくなるため、組み立てる時に少しほぐしてから入れます。
Zippoのパーツの交換時期の目安
Zippo Japanの公式サイトで分かりやすくお手入れの仕方や無料保証についての記載があるため、お手入れのや修理の際にご参照ください。