オイルライターは何分くらい点火できるのかの結論は、短時間で使うものだ
※そもそも長時間つけるものではない!というのが結論です。
ネットなどを眺めていると5〜10分などの意見が見られたりするものの、
百聞は一見に如かず!
という事で、
※周囲に引火するものがなく他の人がいない広い屋外で、
すぐに鎮火できる準備をして、
万が一に服に引火しないように試してみる事に。
念のため、インサイドユニットを他の安価なケースに入れ替え、
着火したオイルライターを燃え移るものがない場所で、倒れない地べたに置き、十分離れて観察。
※手に持ってられなくなるのは目に見えているので手に持って長くつけてはいけません、否、手に持ってなくても長くつけてはいけなかった。
結果を言えば、
火が消えるまで約22分。
(オイルの入れる量や経過日数による自然気化によって増減されることを思うと一例に過ぎないですけれど…)
鎮火後、確認してみるとケースは一部焦げて銅色に変色。
※本体が熱くなりすぎオイルが漏れ出しインサイドユニットの隙間からも火が出てしまいましたので10分すら危険な状態だと思われます。
※長時間つけてはいけません。としか言いようがありませんね。
理想の時間:数秒!
映画やドラマなどでオイルライターを明かり代わりにするというような場面を見た事がありますが、数秒理想、数分限界なのが現実のようですね。
実際、数分もすれば本体が持ってられないほど熱くなり数分〜数十分立つと本体の熱によって隙間からオイルが漏れ始め引火する可能性が高く大変危険です。
本体が熱くなってしまうと蓋を閉めたくても熱くて閉める事が困難になります。
長くつけておく事は控え、火器の取り扱いには注意を払いましょう。
(火器は何か起こってからでは責任の負いきれるものではないものの一つですので、ライターは長時間つけっぱなしにするものではない!という解釈が健全そうですね)
※顔や衣類など燃えやすいものから離して点火してください。
※点火させたまま落下させたり、放置させたりしないで下さい。
などなど、注意書きに記載されていますので注意書きに目を通し、使用用途を守り、適切な用法で慎重にお使い下さい。
(車内などへの置き忘れ、や子どもの手の届くところに置かないなども注意書きに記載されているため注意しましょう)
オイルを抜くときは気化させるのが無難
オイルを抜くときは、まず、謝って火花がでないようにフリント(発火石)を抜いてから、
次に中綿(レイヨンボール)を抜きティシュなどに吸い込ませ、引火しないように処分。
そして、大方のオイルを吸い出したら金属製やアルミ製などの箱に入れて自然に蒸発(万が一にでも引火しない場所を確保して1〜3日程度)気化・乾燥させた後、
インサイドユニットを組み立てて、火花を出して着火しなければオイル抜きの完成ですかね。
以上、明かりが長時間必要ならライトを!
料理などに火が必要ならコンロや薪・炭火を用意!
ライターはその都度、点火のための短時間で使うもの。
という認識が賢明ですね。