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フリマアプリで購入者の氏名・住所が違う⁉︎誤登録の事例と対処法

≪フリマのトラブル集≫

この記事は、フリマアプリ(メルカリやラクマなど)で購入者の氏名・配送先の住所が間違えて登録されていたときのやり取りと対処の方法を実際に体験にした内容に沿って記載しています。

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【フリマアプリ】購入者の個人情報の登録が間違っていたときの対処法

例えば、取引画面で日本に存在しない郵便番号や住所などが表示された場合は、「登録されている氏名・住所にお間違えはないでしょうか?」と購入者本人に確認してみてください。

フリマアプリで偽名登録は規約違反

例えば、メルカリの利用規約では、ユーザー登録において登録者本人の正確な個人情報を入力するように明記されています。

※各フリマサービスに同様の記載があります

第 4 条 ユーザー登録及びアカウント情報

1. 登録 ユーザー登録は、必ず本人が行ってください。また、ユーザー登録の際は、必ず正確な情報を入力してください。

出典:メルカリ利用規約 第4条 ユーザー登録及びアカウント情報

規約に違反すると、運営の裁量でペナルティ(利用制限・アカウント停止)が課されることもあります。フリマアプリの同一人物によるアカウント登録は1つまでのため、アカウント永久凍結されると再登録できなくなります。

【フリマアプリ】購入者の登録情報が明らかにおかしいときは評価も確認する

購入者の配送先の住所が明らかにおかしいと感じたときは、購入者の評価欄の購入評価を参照してみてください。

購入実績が何件もある場合は、自演購入を除いて登録情報に記載されている住所に届いている可能性が高いという1つの目安になります。

※自演購入とは、出品者が別アカウントから自分の商品を購入して評価を増やす、売れたように見せかける、マネーロンダリングなどの違反行為に該当します。複数人で共謀する手口も含む。

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メルカリで実際にあった誤登録の事例⑴誤字・脱字

①誤変換による文字化け

[例]◯◯見○○区○○123-45-メzん678号室

住所を登録するときにローマ字入力によって、子音や母音の一部が欠けた状態で登録を済ませてしまうとこのようなことになります。

特に郵便番号で検索できない部分である番地、マンション名、号室などを間違えて登録していると荷物が届かない可能性が高いです。

※住所ミスで届かない場合は、配送センターで一時保管または出品者に返送されます。

購入者に住所を訂正してもらい再送するためには、再び送料がかかります。

※再送のための送料を購入者に請求するときは各フリマの運営に問い合わせて対応を伺いましょう。運営が再送料を負担してくれることもあります。

②住所が部分的に重複している

[例]東京都渋谷区渋谷区、、、

稀に入力ミスによって住所の一部が重複していることがあります。

文字の重複の場合は届く可能性が高いですが、もし返送されたときは購入者にメッセージを送信して訂正を促しましょう。

③語尾に何かついている

[例]◯◯県◯◯市◯◯123ー456番地 一軒

住所欄の語尾に「一軒」という謎のワードが付いて登録されていたことがあります。

一軒家という意味でしょうか?そのまま書いて発送ところ無事に届きました。

振り返ると何事もなかったから良かったですが、トラブルの確率を下げるために発送前に確認した方がいいですね。

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メルカリで実際にあった誤登録の事例⑵氏名と住所が本人と異なる

[例]氏名が購入者の本人名義、配送先の住所が友人宅で登録している場合

出張の際に実家の住所に変更したり、遠方の友人にプレゼントを贈りたくて友人宅の住所を登録することが稀にあるようですが、宛名の氏名(購入者)と配送先に住んでいる人の名前が異なると届かないことがあります。

例えば、購入者宛(ヤマダさん)の荷物を友人宅(サトウさん)に届けることになるため、配達員に宛先が間違えていると判断されます。

※特に郵便局経由の場合は、郵便物の宛名と先の居住者の氏名が一致しない場合は配達されません。

対面受け渡しではない普通郵便や置き配などの発送方法は、居住者が不在の場合に本人確認できないため返送される可能性が高いです。

ヤマト運輸などでも本人確認をしている配達員の場合は、持ち帰りとなる可能性があります。

※送り主に返送されると再送するために再び送料がかかります。

※購入者が、本人ではない住所を使用したことで再送料が発生する場合は、出品者が購入者に損害賠償を請求する権利を有します。

※匿名発送でない場合は、出品者は必ず自分の住所を記載しておきましょう。記載してない場合は、差出人不明のため荷物が返ってこなくなります。

実際にあった話では、購入者は未成年の学生さんが「友人宅に贈り物として送りたかった」という理由で友人宅の住所を登録していたことがあります。

購入者の曰く、氏名と住所が異なっていても住所が合っていれば届くと思ったそうです。

その件では、相手が未成年ということもあり送料を請求せず穏便に処理しました。

荷物が返送されると双方の負担になります。友人にプレゼントしたいときは、自分の住所で荷物を受け取ってから自分から友人へ発送しましょう。

[送り先の変更]仕事先や実家への発送依頼

登録情報に不備や偽りはないものの、出張や帰省によって自宅では荷物を受け取れない場合に、仕事先や実家への配送を依頼されることは稀にあります。

無事に取引を終えることができれば問題ないですが、トラブルに備えて取引メッセージで「何故その住所に発送する必要があるのか」のやり取りを残しておきましょう。何かあった時に自分の過失ではない証明になります。

※送り先が実家の場合は、実家の名字と購入者の名字が異なっていないか注意が必要です。

もしも婚姻によって名字が変わっている場合は、発送の窓口で事情を説明した上で発送してもらえるように出品者に相談しましょう。

出品者の対処法
  • 登録情報が怪しいときは本人に確認する(郵便番号検索してみる)
  • 返送されて再配達が必要になったら再送料を購入者に請求する
  • トラブルが起きたら早めに運営に問い合わせる
  • 手に余る要望をされたらキャンセルを提案する
購入者の対処法
  • 自分の登録情報が合っているかを確認する
  • 自分の過失で再送料が発生したときは出品者に支払うために運営に問い合わせて指示を仰ぐ
  • 荷物の宛名と居住者の氏名が一致しないと荷物が届かないことがあるため、友人宅や他人の住所を登録しない