フリマやオークションで偽名や宛先が違う購入者に遭遇した場合
フリマやオークションで偽名や宛先が異なる購入者に遭遇した場合、どう対応するのがよいのやら…
事例①:購入者様の登録情報の宛先が友人宅と名前は本人
登録情報通り発送して数週間、商品が返送されてくる。(※着払い発送の場合は送料二重の可能性あり)
あれ?宛先でも間違えたかな?と確認してみるものの記載道理である。
早速、購入者様にご登録住所と氏名はお間違えありませんか?というような事を訪ねてみると、
贈り物をしたくて名前は本人、住所は友人宅というような返答であった。
(´・Д・)なるほど、届かないわけだ。
友人宅に話が通っていなければ名前が違いますとなるでしょうし、それ以前に配送業者にとってもお宅の表札や名義が荷物の宛名とは違うのだから書き間違い等を疑った結果、返送や保管という判断に至りそうですね。
また、留守であれば確認しようも無い上に不在票も名前が住所名義と一致しない故に残せない可能性が高そうです。
【対応】どうやら購入者様は未成年であり悪意があった訳でもないようなので送料も少額だったためキャンセルにて解決。(理不尽なトラブルでは運営によっては旨を伝えると送料補填される場合もあるかもしれませんが必ずしも補填されるとは限りません)
事例②:購入者様が偽登録の元退会者?
商品が購入されたという通知と共に購入者様からのメッセージ届く。
どうやら違う住所に送って欲しいというような旨である。
(´・Д・)帰省や引っ越しの影響かな?そういうケースは、それなりに珍しくはない。
のだけれど、今件では名義も違うようであった。
(´・Д・)ちょっと、ちょっと、困りまする。
名義が違うと発送方法によっては送れない。
それどころか本人・家族が受け取らないような代行や登録情報と異なる第三者に送る等はトラブルの恐れがある等の理由から規約に記されている場所もあるので注意が必要。
とりあえず尋ねるしかなさそうです。
そこで登録名義と希望の宛名の間柄を御尋ねてみたところ、
以前退会になったというような理由であった。
(´・Д・)正直な購入者様。嘘より断然有難い返答である。
その退会理由を詮索する気もなく、断罪する気もないけれど、長々余談を挟ませて頂くと人間はミスしたり、魔が差したり、時には理不尽や相手のミスや揚げ足引きに巻き込まれたりというのはありふれた話。(サービスを利用する以上は、その良し悪しの判断は各権利者や管理者などが判断する事ですので、規約遵守を心がける他ないのですけれどね)
中には、知らず知らずの強制退会も場合によって有り得るようで、急激に成長したネット売買に規則が追いつかないためか、以前までの規約ではセーフだったものがアウトになっていたり。(その逆も然り)
法や時代背景、要望等によって規約が変化する事も珍しくはないようです。
ただ、そんな時代の流れよりも圧倒的に規約違反や嫌がらせ通報などでのペナルティや退会が多いのでしょうね。
そう言えば、嫌がらせ通報によるペナルティを体験した事がありましたね。
自身が実店舗に足を運んで購入した本物のブランド品を偽物と通報され、
その結果、ペナルティや商品削除へ至る。(改善されてたりするのでしょうか?)
また、比較的ペナルティや退会を受けやすい物の一つとして挙げたいのスマホ(携帯類)。
近年ではスマホ出品者も多くなってきていますが、出品の際は個体識別番号の記載やアクティベートできる状態かどうか、白ロムなどの端末支払い状況、また個人情報等の注意が必要である。
また実例を一つ。
その昔、今は無きサイトで商品詳細にはシリアル番号を記載しておらず出品写真(スマホ本体の背面や箱裏の写真)にてIMEI(international mobile equipment identity)等を確認できるような出品に対して、とあるサイトでは商品詳細欄にシリアル番号やIMEI番号を記載していないと即退会という判断であった。
ですので、各運営の規約に目を通し必要事項を打ち漏らす事なく記載しておきましょう。
(´・Д・)強制退会になってからでは遅いケースも多いそうなのでお気を付け下さい。
さて、余談は以上にしておくと致しまして、
今件の購入者様の退会等における問題は当事者のものであって出品者の立場でする事は、断罪でも無く糾弾でも無くトラブルを回避するという一点。
【対応】誠に申し訳ありませんが規約に触れる恐れがありますのでキャンセルさせていただきます。どうか出品する者の立場にもご理解頂けると幸いです。
というような丁重なお断りをさせていただきキャンセルにて終了。
入金前であればシステム的にキャンセルできるところも多いかと思われますが、入金後であれば「今回の取引は、双方同意ためキャンセルをお願い致します」とシンプルにキャンセル申請を問い合わせするのが無難でしょうか。
※不必要に相手を逆なでにするような発言は控えておくのが吉。
最後に、再度購入によってトラブルにならぬように拒否やブロックがあるサイトでは設定しておくのも1つかもしれません。
異議申し立てによって復帰の余地があるような環境が整えば理想なのかもしれませんが今後どうなっていくのでしょうね。
事例③:登録情報は本人と本人の自宅、暫く自宅にいない理由により宛先を本人受け取り可能な職場に変えて欲しい
どうやら職場に発送しても問題はなく本人が受け取るというような内容。
この場合は、帰省時に実家に宛先変更し本人が受け取るようなものですね。
※職場で禁止されている場合は、社則や責任者の判断にお従い下さい。
【対応】このように本人登録であり本人が受け取る場合は臨機応変に対応しなければならないケースでは、受け取り手について、送る先に間違いはないか、希望の変更先に送っても支障はないはないかどうかなど、事前確認するのが無難です。事前確認後スムーズに取引完了。
(´・Д・)3つの事例を挙げてみましたが、この他にも色々なケースがあるのでしょうね。