SNSやチャット式メッセージの普及に伴い、関わりたくもない会話に巻き込まれる事も増えてきた時代、時として困ったメッセージが届く事も無くはないものである。

最近、モテ期かもしれない。

唐突にどうしたの?(内心)

それは何よりだね。充実するといいね。

女に困った事ないくらいには充実しているよ。

おー、その発言に私は絶賛困惑中の不充実ですけれどね(内心)

そっかぁ、羨ましいものだよ。

お前、女心わかってなさそうだもんな。

その発言が既に「人の心を分かっていませんアピール」にしか聞こえないのだが(内心)

そうだねぇ、分かれば苦労しないかな。(君のように分かった気になるのは容易いんだろうけどさ)

俺は分かるけどな。

…(絶句)

へー、すごーい。例えば、どんな感じの事がわかるの?

例えば?嫌がってるのは照れ隠しとか。急に連絡してくる時は悩みがあるとか。とりあえず最後まで話を聞いて欲しいとか。

わぁお!ベタ!こんな占い師いたら料金払いたくないな…。本当に嫌な時もあるだろうし、用が無く連絡する人も少数派だろうし、話の邪魔されて嬉しい人は居なかろう。浅すぎるよ、今日から君は浅過ぎくんだ!(内心)

なんか凄いね。

ま、たいしたことじゃないけどな。

ほ、ほんとうに大したことではなかったなぁ。君を通して学べた事は私の内心がいかにドス黒いということくらいだよ(内心)
このように、内心と発言が裏腹な事が多くなりやすいものです。
本音をズバりと言うは容易いですが、言ってしまう事で拗れてしまう人間関係も多いものです。
時折、失言で地位を失っている著名人もおられるくらいには口は災いの元なのでしょうね。
あちらを立てれば、こちらが立たず。
安易にこちらを立てれば、周りが荒れ兼ねない。難しいものですね。
[amazon_link asins=’4198613540,4799316222,4799312855,4585221034′ template=’CopyOf-ProductCarousel-3′ store=’mso1771-22′ marketplace=’JP’ link_id=’e1ab0046-9286-42b8-8c7e-cb85d236216c’]