外れた銀歯は再び使用できる事もある!?
新年早々、銀歯がポロリと外れてから幾日。
予約が取れたのは外れてから一週間後であった。
外れてしまった銀歯は、診察の時に持っていくため綺麗に洗った後、乾燥させてからOPP袋(小さなビニル袋?)に入れておきました。
銀歯や詰め物が外れたら食事や歯の食いしばりに気をつけましょう
今回は予約まで一週間ありましたので、食事や歯ぎしり等にビクビクしながら日々を過ごす事に。
削られている深さや形にもよりけりですが削られた部分は薄くなっているため強度が弱いのです。
例えると、中身が詰まって凍っているカップアイスのカップは踏みつけても潰れにくいのに対し、
中身が溶けていたり中身が入っていないカップは軽くペシャンコになるようなものでしょうか。
そのように、削られて縁になっているところは脆いのです。
万が一に圧力がかかり縦割れしてしまったとしたら歯を抜かなくてはならなくなるかもしれないと怯えながら、硬い食べ物を避けつつ、なるべく取れた箇所に当たらぬように食事をとり、慎重に歯磨きをし、就寝時に歯ぎしりを起こさないかハラハラしながらの7日間。
予約日に外れた銀歯を歯科に持ち込んでの診察
待ちに待った予約日、刃こぼれならぬ歯こぼれに見舞われる事なく無事に歯医者様へと足を運ぶ。
これで銀歯を再利用できなくとも、仮詰め物によって歯の強度が増し食事にストレスが無くなる!
と、浮かれて行き帰りに事故に遭遇しては洒落になりません。
「行きはよいよい帰りは怖い」で御馴染みの童謡”とおりゃんせ”では帰りは用心しなさいよというニュアンスですが、
毎日のように事故・事件のニュースが流れているように日常に潜む危険は数知れず…。
そうやって浮かれそうな心を戒めつつ辿り着いた先の歯医者様。
いざ、銀歯の取れた箇所の診察&治療へ
取れた銀歯を手渡し、待機。
暫くすると歯科医からお声がかかり、取れた銀歯をはめ込んでみるとのこと。
※接着はせず、合っているかどうかの状態を見るための診察である。
フーム、ナルホド、ナルホド。
とのこと。
どうやら銀歯が現状の歯に合ってないようだ。
※再度できる場合であれば、はめ込み直して治療終了のようですが、合わなくなっていたため今回は新規作成となりました。
銀歯の取れた箇所を再度型取りするために形を整えた後で、いつもながらの型取り用のスライムのようなものを咥えての型取りである。
それが終えると詰め物が出来上がるまで日数がかかるため、その日は仮の詰め物を施して処置を終えるという定番の流れである。
固まるまで30分〜1時間くらいは食事しないで下さいね。
と、これまた定番のセリフである。
新たにレントゲン撮影をする事もなく虫歯が見つかるでもなく初診と仮の詰め物等で、この日の会計は1500円前後(保険適応の一部負担額)
その翌週に出来上がった銀歯をはめ込み、噛み合わせがよくなるまで微調整で削り、歯石とりのクリーニングをして会計は3500円前後(一部負担額)
以上、計2回(計五千円前後の出費)で済みました。
再使用出来なかった回収された銀歯(FCK)は何処へ行くのだろうか、そんな事を思いながら帰路につくのであった。
【English word for myself】
銀歯:silver tooth /silver-clad tooth/silver-capped tooth/silver-crowned tooth
金歯:gold tooth/crown
入れ歯:false tooth差し歯:post crown/ dowel crown/ false tooth
義歯:artificial tooth
詰め物:filling
取れた・外れた:came off/fell off[out]