Twitterサークルの使い方
Twitterサークルとは?
Twitterサークルは、Twitter上でサークルに追加したフォロワーのみを対象にツイートを公開できる機能です。
出典:Twitterサークル
- Twitterサークルに追加できる人数は最大150名
- ツイートする時に全体公開かサークル限定公開かを選択できる
- 追加ユーザーを削除しても通知はされない
Twitterサークル 見える?
「アプリ連携によって権限を与えると他サービスの管理者らが閲覧できてしまう」や「全体へのリリースに伴い先行利用者のサークルが消えて全体公開になっていた」などの噂が流れているため、漏れて困る内容の扱いには引き続き注意しておく方が良さそうですね。
Twitterサークルにフォロワーを追加する方法
Twitterサークルが適応されているユーザーのメニュー欄には『Twitterサークル』が追加されており、そちらをタップするとTwitterサークルの編集画面へ移ります。
Twitterサークル編集画面にはフォロワーの一覧が表示されているので、追加したい人の【追加】ボタンをタップすることでサークルに追加できます。(※追加時に相手に通知はされない)
上の画像左「Twitterサークル」にはサークルに追加したフォロワーの一覧が表示されているので削除したい場合は【削除】をタップすると対象者をサークルから外せます。(※外しても相手に通知されない)
画面右の「おすすめ」にはサークルに追加していないフォロワーの一覧が表示されています。
Twitterサークルの追加者のみにツイートする手順
Twitterサークルに追加したフォロワーのみへのツイートを投稿したい時は、ツイート入力画面上の『すべてのフォロワー ∨』または『公開 ∨』をタップするとオーディエンスの選択が表示されます。
[ポイント]鍵垢ユーザーのツイート画面では『すべてのフォロワー』、非鍵垢ユーザーのツイート画面では『公開』という表記の差がある
次に、オーディエンスの選択画面の『Twitterサークル』をタップして公開対象をサークル限定に切り替えましょう。
上の状態で「ツイートする」をタップすると本文が投稿されて本人+Twitterサークル追加者のみに表示されます。
Twitterサークル対象に限定ツイートを投稿すると見え方はどうなる?
Twitterサークルを作成した側(自分)のツイートの見え方
ツィートの本文「…」の下に『○○さんのTwitterサークル限定ツイートですよ!』のような案内表示が出ます。
※○○の部分には、Twitter ID「@〜」が表示されます。
Twitterサークルに追加された側(フォロワー)のタイムライン上の見え方
ツィートの本文「…」の下に『○○さんのTwitterサークルに追加されているので限定ツイートが表示されていますよ!』のような案内表示が出ます。
Twitterサークルに追加した人からブロック・ミュートされるとどうなるの?
結論から述べるとフォロワー限定の機能なのでフォロワーから外れた時点でTwitterサークルからも削除されます。
Twitterサークルに追加された人からフォロ解された場合
- フォロー解除(フォロ解)されるとTwitterサークル追加一覧から対象者が削除される
- フォロ解してサークルから抜けたユーザーが再びサークル主をフォローしてもサークルに自動追加されない
- 再度サークルに追加されるにはサークル主から追加する必要がある
Twitterサークルに追加した人からブロックされた場合
※ブロックするとフォロー解除されるためフォロ解と同様
また、「Twitterサークル」はフォロワーのみを追加できる機能のため、フォロ解やブロックしている(または、されている)とTwitterサークルに追加できない。
Twitterサークルに追加した人からミュートにされた場合
- Twitterサークルに追加している相手からミュートにされてもTwitterサークルからは解除されない
- 追加されている者がサークル主をミュートにするとサークル主のサークル限定ツイートも見えなくなる
- ミュート期間中のサークル主によるツィートはミュートを解除した後も表示されない
【Twitterサークル】引用ツイートできる?できない?
サークル主催者がサークル追加者に向けた引用ツイートはできる
全体公開されているツイートは引用可能なため、サークル主がTwitterサークルをオーディエンス選択して追加者に向けて引用リツイートすることは可能です。
サークル主から流れてきたツイートおよび引用ツイートをサークル追加者はリツイートできない
Twitterサークルに向けた投稿は非公開扱いなので、それを受け取る側のサークル追加者はリツイートできない。
Twitterサークルのメリット
- ⑴見せたい人だけに限定ツイートやリツイート(RT)できる(裏を返せば見せたくない人に見せなくて済む)
- ⑵クリエイターはファン限定公開として使える
- ⑶見せたい人だけのために鍵垢にしていた一部の人が非鍵化?サブ垢を減らせる?
- ⑷Twitterサークルに誰も追加せず、独り言ツイート用として使える
メリット⑴見せたい人にだけ限定ツイート&引用リツイートを投稿できる
Twitterサークルを使用すると基本的にはサークル追加者のみが閲覧できるのでサークル限定ツイート、回したい人だけに引用リツイートしたい時に役立ちます。
体感としては鍵垢内でツイートしているような感覚に近いでしょうか。トラブル回避を兼ねた近しい人のみとの情報共有に向いています。
メリット⑵インフルエンサーやクリエイターはファン限定公開として活用できる
インフルエンサーやクリエイターがファン限定コンテンツを制作することが珍しくない「推し活」の普及した時代ですよね。
スマホから気軽にできるライブ配信も増えています。
いつも推してくれているファンに向けてTwitterサークルをファン限定投稿という形で活用する方もおられるのではないでしょうか。
※Twitterサークルの定員は最大150名(リリース時点)、サークル主が手動で追加する必要がある機能のため規模の小さい内に活用やすい
メリット⑶一部に見られたくなくて鍵垢にしていた一部の人が非鍵化・サブ垢削減できる?
Twitter上を利用する上で鍵垢(フォロワー以外は閲覧できない非公開アカウント)にしている人も多いと思います。
鍵垢にする理由は様々ですが、概ね個人情報漏洩の軽減やトラブル回避が主ではないでしょうか。
鍵垢ではフォロー申請を許可したもののみフォロワーになれないため、リスク軽減には鍵垢の方が向いています。
一方、Twitterサークル使用の非鍵垢ではフォロー申請なく見知らぬ人でも自由にフォロワーになれるので、中には業者、bot、出会い目的、個人情報収集目的などのアカウントが紛れていることが珍しくありません。
「普段は全体公開したいけど、一部の内容だけはそういう対象に見せたくない」という限定的なユーザーにはTwitterサークルを使用することで鍵垢の解放やサブ数を減らすことができるかもしれません。
※投稿ミスやバグによって見られたくない人に見られてしまう可能性は0ではないので要注意
メリット⑷Twitterサークル追加者0人の状態で独り言や日記用として使える
Twitterサークルの追加者0人のまま、オーディエンス選択で『Twitterサークル』を選択すると自分だけにしか見えないツイート投稿が可能です。
全体公開はしたくないけど小言を漏らしたい時、見せるまでもないけれど日記を付けたい時ってありますよね。
そういった時に自分だけに公開する形でTwitterサークル機能を活用することができます。
※オーディエンスの選択ミスやバグによってツイート内容が流出する可能は0でないので投稿内容に要注意
Twitterサークルのデメリット
- ⑴不具合(バグ)によってサークル限定投稿が全体公開、または削除される可能性が0ではない
- ⑵オーディエンス選択(公開対象の設定)をミスする可能性がある
- ⑶フォロワーに優劣をつけると人間関係が拗れやすい
- ⑷サークル追加者から情報が漏れる可能性を伴う
デメリット⑴バグによる漏洩の可能性が0ではない
先行リリースから全体リリースへの段階でサークル限定公開が全体公開になったり、消えてしまったという報告がいくつか挙がっています。
どんなものでも機能を信用し過ぎない距離感が望ましいのかもしれませんね。
コンロのタイマー切りを信用し過ぎてはいけない的なね?
デメリット⑵オーディエンス選択(公開設定)の指定を忘れて投稿してしまう
ツイートのデフォルトは全体公開ですが、普段からサークル限定公開と全体公開を臨機応変に使い分けていると、ふとした瞬間に設定を間違えたまま投稿しまうこともあり得ます。
サークル限定公開にしようと思っていても、本文を考えているうちにオーディエンスの切り替えを忘れてしまうと全体公開のまま投稿しかねないので注意が必要です。
デメリット⑶フォロワーに優劣をつけると人間関係が拗れやすい・イジメの懸念
サークル主がフォロワーをTwitterサークルに追加するという行為は、フォロワーの視点から見ると「優劣をつけられた、取捨選択された」と感じやすい状態です。
表立って他者に優劣をつけると人間関係がギクシャクしやすいことは、一部の学校で体育祭の順位づけ廃止、テストの成績の張り出し廃止などが行われている背景を連想すると伝わりやすいでしょうか。
それを快く感じない方が現れるのも必然だと感じます。
同窓会に呼ばれていなかったことを共通の友達から知らされた時みたいな感覚よね?
デメリット⑷サークル限定公開であっても流出のリスクを伴う
Twitterサークル追加者のタイムラインに流れてくるサークル限定ツイートをリツイートできない仕様ですが、⑴で挙げた不具合による流出だけでなく人為的な漏洩のリスクはTwitterサークルにも伴います。
悪意を持って察する人の問題ではあるものの、大きなトラブルに繋がらないようにリスク回避しながら活用したいものですね。
[サービス終了]Twitterサークルの廃止
旧TwitterからXとなり、2023年10月31日にTwitterサークルが廃止されました。
Xは2023年10月31日をもって、サークルのサービス提供を終了します。終了日を過ぎると、サークル限定のポストを新たに作成したり、サークルにメンバーを追加したりすることはできなくなります。
ただし、以下の手順に沿ってメンバーのフォローを解除することで、サークルからメンバーを削除することはできます。
サークルからメンバーを削除する方法ステップ1 ログインします
ステップ2 サークルの対象のアカウントにアクセスし、フォローを解除します。
ステップ3 対象のアカウントは、サークルのメンバーではなくなり、サークルの過去のポストを閲覧できなくなります。
手順4 対象のアカウントを再度フォローしても、サークルのメンバーに追加されることはありません。
出典:サポートセンター-Xサークルについて https://help.twitter.com/ja/using-x/twitter-circle