頻繁には乗車しない車をチョイ乗り使用をしているとバッテリー上がりに悩まされがちだったためバッテリー充電器を購入してみることに…
車のバッテリーを交換や取り外して充電する際に必要な工具の一例
※バッテリーターミナルのボルト&ナットのナットは10㎜が多いようですが予めサイズを確認してから工具を選んで下さい。
・スパナ&レンチ
スパナの反対側がコンビネーションレンチのようにメガネレンチでも構わないのですが、狭い場所でナットを回すにはラチェット式の方が個人的には使いやすいと感じます。
・ラチェットレンチ
今回のバッテリー着脱作業の大半はラチェットレンチとソケットだけで済むほどに大活躍でした。
また、エンジンルーム内は狭いため全長15㎝のやや小型かつ首振りできるラチェットレンチを選択致しました。
今回購入した物は矢印青の中央を押すとソケットの着脱ができ、矢印赤の部分を回すと左回り・右回りの切り替えができました。
(京都機械工具”KTC”のディープソケット着用中)
また、首振りができるため角度を自由に扱えます。
※ただし、角度の固定はできないようなので直線で使う際などは反対の手を添えて曲がり落ちないようにお気を付けください。
・ソケット
今回は、対辺寸法10㎜/差込角9.5㎜
/全長65㎜の「KTC」さんのディープソケットを選択致しました。
また、ナットが六角の場合は六角ソケットでも良いのですが、はめ込みやすさ重視で十二角のソケットを選んでいます。
奥行きの浅いソケットですと所持している車のバッテリーを固定しているステーのボルトが長くてナットに届かないため、6.5㎝のディープソケットを選んでいます。
このように、ディープソケットはナットに届く奥行きをお選び下さい。
※事前に所有している車を確認してから工具をお選び下さい。
・エクステンションバー(ソケットを延長する工具)
ソケットの長さを延長するための工具です。使用の際は、手動でハメ込み、外す時に引き抜く必要があります。
(エクステンションバーで延長したラチェットレンチを使用)
撮影のために反対の手を添えれていませんが、首振り固定ではないため、しっかり手を添えて安全に作業を行なって下さい。
※プラス端子を着け外しする際には、ショートを防ぐためマイナス端子が外れている必要があります。
また、プラス端子とマイナス端子を工具で接触しないようにお気を付け下さい。
詳しくは、バッテリー交換の動画や専用サイトを参照や経験豊富な方に手伝ってもらうなど、安全に配慮して行って下さい。
・バッテリー充電器/バッテリーチャージャー
今回は雑誌や整備士にも評価されているようなので『CTEK(シーテック) バッテリーチャージャー&メンテナー 4.3A MXS5.0JP』を選択してみました。
商品紹介
●CTEK社のインテリジェンスチャージャー。 安全な充電と最適なメンテナンスを実現し、バッテリーの状態を保ちます。
●WET・MF(メンテナンスフリー)・AGM・GEL・カルシウム・ハイブリッド補機バッテリーなど、すべての12V鉛バッテリーに対応。
●車両コンピューター/センサーに損傷を与えないセーフ設計。 車両に装着したまま充電が可能です。
●8ステップチャージテクノロジー。 接続するだけのフルオート充電。
●スパーク、逆接続、ショート保護および防塵・防滴設計。
●バイクから普通車まで使用できます。
●別売のオプションアクセサリーで更に便利に使えます。
ご注意(免責)>必ずお読みください
本製品ご使用による対象物のトラブル等は当店では一切の責任を負いかねます。詳細
生産国:中国
付属品:ワンタッチコネクタークリップ、ワンタッチコネクターアイレット(丸穴M6)
【定格電圧】:AC100V(50~60Hz)【充電電圧】:DC14.4/14.7/15.8V【充電電流】:最大4.3A
【充電方式】:8ステップ 完全自動充電サイクル【対応バッテリー】:12V鉛バッテリー【使用温度域】:-20℃~+50℃出典:アマゾン-『CTEK(シーテック) バッテリーチャージャー&メンテナー 4.3A MXS5.0JP』-この商品について
※バックアップ機能が必要な方は上位機種をお選び下さい。
バッテリーを外してからシーテックを使用した際:バッテリー自体は④メモリと使用可能状態でしたが、それなりに下がっているため満充電(メモリ⑦)にしておくことに致しました。
【今回の充電所要時間と結果】今回は、急速充電ではなくメモリ④からの通常充電で充電完了(メモリ⑦)まで5時間程度で充電完了致しました。
充電後のエンジン停止時のバッテリーの電圧は13.07Vでしたが、翌日には12.88Vに落ち着いていました。
(正常値の範囲で充電できたようです)
※万が一に発生した水素ガスによって空気穴からの発散が追いつかず、容器が膨張したり、液が噴き出したり、暴発してしまうと大変なので、通常充電でしたが車体からバッテリーを外して充電を行いました。
今回は、開放式のバッテリーだったためキャップを開けて充電を行いましたが、AGMバッテリーはAGMモード行わないとバッテリーが痛む恐れがありますのでご注意下さい。
※その他、よく説明書を読んでから使用して下さい。
また、保証がある場合は、念のため領収書・明細書をプリントして説明書とともに保管しておいた方が良さそうです。
以上の5種類を購入してから作業を行いました。