フリマで購入した生地でシンプルな財布を作ろう♪二つ折り革財布を手作りハンドメイド:レザークラフト

市販の革財布が裂けてしまったため、フリマで購入した生地で新たに財布を作ってみました。

二つ折りのシンプルな二つ折り財布(コイン入れ無し)を作ってみる

用意した物

生地A4サイズ相当の牛革ハギレ1.5mm1枚/1.2mm1枚(2枚で¥1000程度のものを購入)

ロウ紐5m(ロウ付は火溶かして溜めることもできます)※生地が白や淡い場合は火の熱で焦げたり変色が目立つ場合があるため要注意

菱目打ち(使用した物は4点打ち、1点打ち)
コーンスリッカー(切り出した生地のコバ磨きに使用)

 

ゴム板(菱目打ちとトンカチで生地に手縫いするための穴をあける際に下に敷きます、敷かずにすると机や床に貫通してしまいます、カッター板を引かずにカッターを使うようなものでしょうか。)

トコノール(生地裏やコバの毛羽立ちを滑らかにするノリのようなもの。
-生地裏には、定規など薄く伸ばして擦り込むように使用。
-コバ磨きには軽く塗りつけコーンスリッカーで磨きます)

※生地裏やコバのそのままの手触りや質感が好きな場合は使用しなくても良いかと思われます。

※ノリのようなものなので生地を切り出してから塗布して擦り込むと僅かにサイズに誤差が出てしまう場合もあるので纏まって生地を使う分には塗布してから切り出した方が誤差は少ないかもしれません。

 

・レザークラフト用の針(手縫い)

レザーコーティング(生地の色移りを防ぎたい場合やコーティングをしたい場合に塗布)
※財布の他にも色剥げしてしまったベルトやカバンなど染料を塗った後、上からコーティングするために使えます。

 

【その他】

・カッター 100均
・カッター板 100均
・ハサミ
・木工用ボンド

 

トコノールやコーティングを除けば、
生地と針と糸と菱目打ちとゴム板の5点があれば、後は100均で補えます。

 

切り出して、穴開けて、縫う道具があれば最低限形にはなる!(と思っています)

 

いざ、作っていきましょう。

 

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切り出して!穴を開けて!縫っていきましょう!

恐縮ながら良くするミスを挙げると、

お札サイズやカードのサイズなどを計測し設計するのですが良くする失敗が縫い目の事を考えず切り出してしまう事!

また、縫い目の穴を空けるためのノリシロ(余白)を取らずに縫い目のラインで切り出してしまう事!

(クラフト慣れしているわけでもないためチラホラとやらかしてしまうことがあります)

特に、後者のポケット部分などのパーツを切り出すとき!縫い目の位置でカットなんて事が、あったり、なかったり。

※縫い目は穴をあける部分のため、それよりも数mmゆとりが必要です。

いざ切り出し…

出来れば、本体を1枚のみで切り出したかったのですが今回はA4サイズのため財布を左右に分け切り出し、中央で繋ぐ予定です。

(私は左右に分けて中央で縫っている財布なんて見た事が無いのでワクワクします♪)

※左側と右側を切り出す際、型紙を裏返し忘れないように注意。同じ向きの物を2つ切り出してしまうと大失敗です。

(横着せずに、右と左と分けて型紙を作るほうが無難かもしれません)

そうして切り出した生地に穴を開けていくのですが、

菱目で穴をあける際にパーツが重なる場合は、重ねたまま穴をあけるほうがズレが少ないです

※開けるときにズレてしまう恐れがあるため両面テープやマスキングテープなどでズレないようにしておくと良いかもしれません。

(両面テープだとズレなくて申し分ないですが、粘着力が強いので毛羽立ったり生地が痛んだりしやすいため注意下さい。穴を開けた部分だと剥がしきれない場合もあるかもしれません)

右側は緑の裏地を縫い付け、折りたたみ、横と下を縫い合わせいます。

左側は、さらにもう一つ収納スペースをつくるために長方形の紺色生地も縫い付けていきます。

縫う順番は、縫い合わせてしまうと後では縫えない箇所を先に縫うという事を念頭に置いて塗っていきます。

上の左側を扉のように内側に畳んで縫い合わせていくと、左右の出来上がりです。

 

後は中央を縫えばいいのですが、

①カードを入れた状態で開閉できるかどうか②お札が入る横幅かどうか

などの注意が必要。

※軽く紐で縛ってみて開閉具合を確認↓

(カードを入れた状態で確かめて下さい♪)

ポイントが決まったら軽く線を引いてからテープなどで固定し、穴を開け手縫いをすると完成です!

内側にもお札やカードを入れ込めるポケットを付かれてよかったです↓

カードを縦でも収まる縦幅にしてみました↓

また、トコノールを軽く塗り伸ばしコーンスリッカーで磨くと下のように合わせ生地がくっついたようになります。

【今回の失敗点】

カード入れを2枚ずつ左右に入れれるであろう採寸が縫い合わせてみたら2枚入れるとキツキツだった点。以前の財布のように破れないか心配です♪

手作りは、特に採寸において自由が効くため自身の思うように作りやすいのが魅力の1つでしょうか。