中学三年生がチケット詐欺:取引のトラブル回避のためにできる事

中学三年生がチケット詐欺:トラブル回避のために気をつけたいポイント

販売者を媒体に、その人になりすまして複数の人を騙したというような事件。

やはりSNS上での個人のやり取りは危険度も高いと言えるのでしょうね。

これは良し悪しではなくリスクの高低の観点での疑問に過ぎないのだけれども、

アカウントが住所確認+本人確認(写真送付)までされるようなSNSならば比較的安全かもしれないが、

複数アカウントがつくれてしまうような場合は、危険度が高いのだろう。

例え画像や免許証、画像、電話番号などを教えてくれたから大丈夫だろうというのにも根拠がない。

個人売買などをしている人ならば、複数名の個人情報を所持してもおかしくはない。

例えば、商品画像、他者の免許証画像、氏名、住所、口座番号、電話番号など。

無論、個人情報を悪用すれば違法行為であるが、悪用する人がいるからこういう事件が起こるのでしょう。

では、どうすれば被害に合うリスクを避けれるのか?低くできるのか?

①有名なオークションやフリーマーケットなどの仲介サービスを使う

(未成年利用には保護者の同意が必要であったり、規約内にコンサートチケットなどをダフ行為抑止のためなどから定価以上で取引する事を禁止としているところもあるため注意が必要)

各サービスが仲介であるため、商品が届かなかった場合は受け取り評価をせずに問い合わせをする事でキャンセルや返金が可能。

その際、補償のある配送方法を選んでおく方が賢明である。

(仲介サービスでは直接取引にならないよう”現金書留”が禁止されていたりする)

②仲介サービスを使わない場合、対面取引かつ契約書に同意の一筆

対面では、相手の顔を見れるためトラブル時の証言材料も増やせます。

また、偽物や盗品出ない事を同意してもらうような文言にサインして貰っておく事で証拠も増えます。

③ネット媒体での画像や個人情報は信じない

画像は編集技術があれば偽装も可能なくらいのご時世です。

また、以前の取引相手の情報で”なりすまし行為”の材料をつくりやすい環境である事にも危機感は必要かもしれません。

少しでも画像に信憑性を持たせるならば、

”手書きで日時、フルネーム、電話番号、商品名を書いた紙を商品と一緒に撮影”してもらうなどする事でリスクは下げられるかもしれません。

④着払い発送にしてもらい、配送業者の目の前で開ける

なりすまし自体とは関係ないものの、商品が別物であったりした場合は商品を受け取らないという選択ができる。

(この場合も完全先払いだと押し売りが可能なため、受け取り確認をしなければ相手に振込まれないような仲介サービスを利用が必要)

⑥仲介サービスを利用する場合は評価内容を参照する

無論、評価数値だけでなく評価内容まで目を通しておく方が取り引きに対する姿勢を表面的にですが把握する事ができるだけでも参考になります。

⑦相場と言われるものから破格に安い物にも注意が必要

フリーマーケットのような個人出品によってプレミアが付いてるものでも、それ実情を出品者が知らずに低価格帯で流れる事は往々にしてあります。

勿論、安価で疑われる事を懸念し相場通りの引っ掛けもありますので一概に言い切れるものではないですが、

高値がつくのが周知のような品の場合(安くしなくても買い手がつくような品)が格安であれば疑ってかかるくらいがいいかもしれません。

(自身が不利益を得た場合に被害が大きくなりそうな事には全て警戒しているくらいが丁度いいのかもしれません)

購入前にできるリスクの軽減方法としては、購入前に万が一の場合返金が可能かどうかの同意を予め得ておくくらいの一手間はかけた方が賢明です。有名な仲介サービスを利用しない場合は、先払いや先送りは危険度が高いため取引自体敬遠した方が賢明です。

近年、交換サイトなどがありますが、物々交換において対面しない場合、同時に発送することは困難です。つまり、先払い、先送りした側が奪われて逃げられるリスク高くなるというリスクも上がってしまいます。

(勿論ツール自体が悪いわけではありません)

逃げやすいパターンの1つとして、取引回数が少ない。捨て垢、捨て番などを利用し一撃離脱、もしくは同時に何人をも対象とし一通りの荷物を受け取ると消し逃げするなど。

勿論、評価というものもグループや自演によって評価の数を捏造している可能性が無いわけではないですが、少なくともリスクは下がります。

完全に騙されない方法があるとすれば、取引をしないという一択なのでしょうから

あくまでリスクを下げた取引を心がける事がユーザーにとっての最善と言えるのかもしれません。

⑧欲望によって警戒心が都合よく緩んでいる事を意識する

人は欲望があると自制心が揺らぎやすく、また警戒心も下がりやすい傾向がありそうである。

少しくらい怪しくても「大丈夫だろう」などと自身にとって都合のいい判断を下した結果、都合の悪い展開を迎えることは往々にして生じがちです。

そうは言っても「限定」や「好きなもの」には弱いことが悪いわけではなく、その際の自身の警戒心は緩みやすいという事には知覚的であることでリスクを下げれるのが望ましいのでしょう。

理想だけを並べるならば、冷静な第三者の意見を仰ぐ事も1つなのかもしれません。