第三室戸台風?21号にやられた後始末

自身の体感した中で現在のところ最も大きかった2018年21号。

第1室戸台風では窓が飛び、入り込んだ風によって屋根が根こそぎ飛んで行ったという先祖の話を幾度と聞かされたものだ。

第1に比べれば被害はまだ少ないのかもしれないが、それでも被害は甚大である。

スポンサーリンク

実家の瓦がひっくり返り落ち雨漏りする始末。

早急に保険や工事屋に問い合わせるも回線がパンクしており、数日後繋がったとしても予約が一杯であった。

(雨漏りしているところを優先的にブルーシートを引くのも順番待ちでいつになるかは未定である。屋根に上がりやすい家屋ならまだしも、上がりにくいところを無理して上がって転落しては元も子もない。既に屋根に上がり転落死している人もいるくらいなのだ。

また、ブルーシートを敷いた後、屋根修理ができたとしても応急処置までで本格的な浮きや修復は一通り予約されている宅の応急処置が済んでからになるそうだ。

一日で数十軒回っているとの事なので数ヶ月単位でかかるのだろう。

保険は2年以内ならば申請可能なので保険に関しては急く事は無いだろうか。

とりあえずやっておく事は、契約している火災保険に電話、被害に合った現場写真と修復を工事屋に委託+見積もり。

そのうち第三者機関である日本損害保険協会が調査に来るようだ。

被害者が多い分時間もかかる、以前の地震の被害の屋根修理も真夏は屋根に登れないのと理由で秋まで待機している被災者もおられる事を思うと、どこの業者もなかなか捕まらないのでは無いだろうか)

その間に家の周りや庭の後片付けである。

1キロくらいのタイルが駐車場に転がっていたり、ガラスや看板の破片が数十〜百個くらいは転がっている。

(いくつかの車はガラスやフレームが割れている、突風で横転した箇所の車は大破しているのだから、被害もピンキリである。台風の際は高台の浸水しそうにない地下駐車場や雨風凌げる飛ばない車庫に保管できる方が被害は軽傷で済むかもしれませんね。野晒しの駐車場ですと、少なくとも飛んで来たもので小傷以上の被害に合う恐れが高いです)

多くの被害が見られるものの、実家やその周囲では、

庭の支柱などは根元からグッキリとやられて倒れてしまっている。

胴回り30cmほどの古木が根元から折れてしまっている。

ご近所さんの雨よけの屋根やトタンが隣近所にまで飛んでいる。

屋根被害、窓が割れた、二階付け室外機が落ちてしまっているなどの被害がそこかしこに見られる。

高潮や瞬間風速60〜80mにも及ぶ突風など更に酷い被害に遭われている人も多数いる事を思うといたたまれない。

複雑な気持ちのままダメになってしまったもの各々片付けながらの日々である。

(阪神淡路の爪痕が消えるわけでもないのに次から次へと災害は起こってしまうのももどかしい、トラウマを刺激する)

そんな風に思っていると今度は北海道で震度6強の大地震が起こってしまっているではないか。(災害ばかり気が滅入る)

地震津波、台風高潮、洪水、火山、原発、ヒアリ、亜熱帯化で増える熱中症ext.

復興が追いつく前に次の災害に見舞われているような現状。

立て直しが効くような町づくり・国づくりというのも難題、、、高層マンションや高層ビルなどは震災時に空から凶器を降らせ、風害を強めている事を思うと複雑な気分である。

(他国に比べ超高層ビル群は少ないと言われているのだけれど、それでも近年の駅前開発などでは高めの建造物が増えて来ているように感じるのは気のせいなのだろうか)

前例よりスケールの大きい災害を想定した町づくりというのを目指すなんてのは夢物語なのだろうか。