ガレージキット/レジンキャストキットは難しい?初心者の必要なものや手順を整理(塗装編③)

初ガレージキットを難しいと思って手をつけ、完成するイメージも初めは湧かなかったものの、それでも進めていくと形になっていくもので、やはり妄想と現実には差があるものですね。

(出来る気がして大失態に至る事もあれば、出来そうにないかなと思っていても出来ていく事もあるのでしょうね)

ガレージキット/レジンキャストキットは難しい?初心者の必要なものや手順を整理(塗装編②)

前回は顔の塗装についての一例の流れと小言を、今回は他パーツの流れ小言を。

※塗装の際は換気とマスクを忘れずに!

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他のパーツの塗装

まず、サーフェーサーの上にラッカークリアを軽く吹き乾燥を待ちスミ入れ(影の強調)をしました。

スミ入れは塗装前、塗装後を使い分けながらエナメル塗料を10倍程に薄め筆を走らせ、はみ出したところを綿棒で拭き取っていきました。

(一例:淡い色を塗装予定の場合は、塗装で透けるように塗装前に墨入れ。濃い色を塗る場合は、塗装後に墨入れをして強調)

あまり筆にジャバジャバな塗料を付けすぎると思わぬところまで塗料が走ってしまい修正に追われます。

墨入れ後、エアブラシにて塗装していきました。

(今回、エアブラシでの塗装は塗料を溶剤で2〜3倍薄めたものを吹き欠けました)

の部分は、フレッシュ2を下地にし、上からフレッシュ1を吹く(影になる部分を赤みを残しながら)

などを塗る場合は、ラッカークリアを吹いてからエナメル塗料で修正できるように筆塗り。

(今回は特別塗装する必要がないものだったので、ウェザリングマスターとネイル用のトップコートを極細筆でチョチョンとナチュラルに…)

折れる事を恐れヤスリがけを念入りにはしてないため、多少雑味が残りました♪

(離れたら小さくて分からないものような雑味は、初心者を言い訳に流しつつ…)

次に、髪・衣服・小物は、それぞれに合う色を使用、あるいは混ぜ合わせて合う色を作り吹きかけました。

(明暗のグラデーションを心がけようとしてみましたが、初心者の私にはエアブラシでの明暗を上手くつけれませんでした♪マシなのは肌の影くらいです。

それも足りないので後からヴェザリングマスターで肌などの影をオレンジでお化粧しました。

…スミ入れしてなければ、ほぼシンプルなベタ塗りになっていますかねw

やはり、エアブラシのテクニックは経験とセンスが物を言いそうです♪

技術が無いなりに、配色が近ければベタ塗りでもスミ入れでそれなりにイメージに近いものができるような気もしますけれど、

パール塗装やクリアカラー塗料など透明感や立体感がある塗装をしようと思うと高い技術が必要になってきそうですね(遠い目))

エアブラシで使う塗料を混ぜ合わせて新しい色を作る場合は、やり直す場合や同系色が他の場所にも必要な場合などもあるかと思いますので、

足りなくならないように、やや多め、かつ他のパーツも一緒に塗装できるように準備しておく方が良いかもしれません。

(もしくはいつでも作れるように配合量を測っておく)

パーツの塗装乾燥後、ラッカークリアで膜を貼り、必要なものにはスミ入れを行い、

塗り分けないといけないところには、マスキングテープやマスキングゾルを使用してから塗装をしました。

今回は、マスキングテープでテーピングしたところが剥がれてしまったため、マスキングテープの粘着をやや落としてから貼るのもいいのかもしれません。その際はテーピングの隙間に塗料が入りやすくなるリスクもあるので注意が必要です。

なので、色分けの箇所の大半をマスキングゾルneoに頼りました。
(マスキングゾルneoはカッティングできないタイプのゾルらしいですが剥がしやすいようなので心強かったです)

グルリと固形物の曲面を覆うことができます。(乾燥後剥がしやすい事もあり、乾燥した場所に触れると浮きやすいので生乾きくらいで塗装する方が隙間が生じにくいかと思われます)

乾燥してから剥がす際は丁寧に慎重に…ピンセット等でペロンと剥がせるかと思います。

これのおかげで塗り分けることができました。(色分けや下書きを剥がす事なく目の白みを残すのに重宝しました)

ただ、固まるまで液状のためマスキングテープより厚みができたり、ラインにムラ生じやすいため境目に雑味が生じやすいかもしれませんね。

(今回は上着とボトムとの塗り分けなどに使用したため境目のムラはラッカークリアを再度吹いてからエナメル塗料で影を筆塗りし誤魔化しました)

その他、ラッカークリアで保護したパーツをエナメル塗料で筆塗りする箇所をせっせと色塗りしていき、はみ出したところは溶剤で拭き取り。

(アクリル塗装の同系色で筆塗りしなければいけない所は修正しにくいので慎重にするものの、、、はみ出してしまったり、まるで電撃イライラ棒に通すような場所を塗る際に、触れてはいけない横についてしまったりと、半泣きになりながら無理やり修正と筆塗りを繰り返しつつ…。修正出来そうにないものは溶剤で塗装ごと拭き取りサーフェーサーからやり直し…)

そんなこんなで、やっとこさ塗り終え、

後は、つや消しクリア、つや有りクリアでお好みにトップコートを吹き付けパーツを組み合わせて完成!(今回はエポキシ系接着剤を使用)

(持ち運ぶ予定もないですが完全に接着剤でくっつけてしまうと分けれないためバラしたい所は、はめ込むだけにしておきました。

はめ込みがぐらつく場合は、ネイル用のトップコートをアルミ棒に薄く塗り、乾燥してからニッパーで筋を入れ差むことで緩みを緩和させました。)